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フットペダルの代わりにゲームパッドを利用する

初訪問のあなたも、常連のあなたも、こんにちは。カナ文字工房の関 香奈枝です。

今回は『フットペダルの代わりにゲームパッドを利用する』というテーマで、話を進めていきます。

ゲームパッドとは、PCやコンピューターゲームを操作するためのデバイスです。

一方、フットペダルとは足でPCを操作するデバイスです。フットペダルで音声の再生・停止、巻き戻し、早送りをコントロールさせますと、手は文字入力に専念させることができます。フットペダルは便利な機材ですが、足がまひや切断、生まれつき足がないなどでフットペダルを使うことができない方もいます。

足でフットペダルを踏めなくても、キーワードでホットキーを使えばテープ起こしはできます。ホットキーとは、キーボード操作だけでテープ起こしソフトを操作して音声の再生・停止、巻き戻し、早送りを操作できるキーのことです。

ホットキーの設定によっては小指を酷使して、腱鞘炎になることがあります。もし、ゲームパッドのボタンを親指がある位置に設置できれば、力が強い親指でPCを操作することができるはずです。

私は、音声認識とキーボード入力も組み合わせて使えば、何らかの理由で足を使うことが難しい方でもテープ起こし作業が楽に手早くできるのではないかと考えました。そして、ゲームパッドを使って実際に作業した結果、肩こりや腕の痛みがなくなったり、作業時間が短縮されるなどの効果が得られました。

ゲームパッドを使った結果が良かったため、ほかの方々にもその内容を広めたいと考えました。そこで、今回は効果的なゲームパッドの設定方法と、使用した効果についてお伝えいたします。

必要なものは、何か?
ゲームパッドとPCを接続しただけではキーボード信号を割り当てることはできません。ゲームパッドをPCで使いこなすためには、専用ソフトをインストールし、さらにゲームパッドでキーボード信号が使用できるように機能を割り当てる設定が必要です。ここでは、何が必要でどのような設定をすれば良いかを解説していきます。

ゲームパッド
ゲームパッドは、iBUFFALOから発売されているレトロ調のものを使用しました。ゲームパッドはUSBケーブルでPCと接続すると、特別なソフトをインストールしなくても使用することができます。
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ゲームパッド設定ソフトJOY to key
JOY to keyとはシェアウエアで、ゲームパッドにキーボード信号を割り当てるためのソフトです。また、マウスのクリックやマウスポインターの操作も設定することができます。マウスは接続したままゲームパッドを使うことが可能です。信号割り当ての組み合わせは何度でも自由に変えられますので、ご自分の使いやすい方法に変えることができます。

キーボード信号をゲームパッドのどのボタンに割り当てるかは、ユーザーの体の機能に合わせて決める必要があります。通常、ゲームパッドのボタン設定は、何度かゲームパッドを使って試行錯誤を繰り返すことで決めます。一度の設定では使いやすいデバイスにはなりません。根気よくユーザーのニーズを聞き、キーボード信号をゲームパッドのどのボタンに設定したら使いやすいかを試してみる必要があります。

健常者の方がJOY to keyを使用するのであれば、JOY to keyは有料でライセンスキーを購入して使うことになります。こちらに料金の支払い方法が記載されていますので参照してください。

しかし、障害のある方のために福祉目的で利用する場合、ソフト開発者に連絡すればJOY to keyのソフト代金が無料になる特別ライセンスキーをもらうことができます。

PCでゲームパッドを使用するための設定
レトロ調ゲームパッドをPCに接続してJOY to keyでキーボード信号を割り当てることで、テープ起こしにゲームパッドを使う準備ができます。ここでは、設定方法について解説していきます。

JOY to keyのダウンロード方法
まず、ソフトウエア開発者のホームページから直接ソフトをダウンロードしてください。ダウンロードページはこちらです。

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分かりにくいので、画面を拡大します。

拡大JOY to keyホームページ

Zipファイルがダウンロードされます。無事にダウンロードができたら、Zipファイルを解凍してください。

Zipファイル

Zipファイルを解凍すると、JoyToKeyというファイルがあります。JoyToKeyをダブルクリックします。

Zipファイル2

joytokeyexeというファイルがありますので、ダブルクリックすると、JOY to keyが起動します。

Zipファイル3

JOY to keyの、キーボード信号設定方法
ゲームパッドのどのボタンにどのキーボード信号を割り当てるか、JOY to keyの設定を行います。例として、ボタン1にCtrlキーとSキーを同時に押せるように設定してみましょう。ファイル(F)ボタンをクリックし、設定ファイルの新規作成をクリックします。
Zipファイル7

まず、設定ファイルの新規作成をクリックすると、新規設定のファイル名を設定するダイアログボックスが出てきます。ご自分で好きな名前を付けて「OK」をクリックしてください。(ここでは例として、「テスト1」というファイル名で設定します)

Zipファイル8

新規設定のファイル名を設定すると、ボタンの設定をします。入力欄を左クリックすると、入力欄が黄色くなります。入力欄が黄色くなっている状態でCtrlキーを押すと、Ctrlキーが割り当てられます。同じ要領で、すぐ下の段の入力欄を左クリックします。そして入力欄が黄色くなったら、Sと入力します。設定が終わったら、OKをクリックします。これで、ボタン1にCtrlキーとSキーを同時に押せる設定が終わりました。

Zipファイル12

実際にボタン1を押してみると、今まで入力していたデータの上書き保存ができるようになります。ボタンの設定は自由に変えられますので、ほかの設定も試してみてください。また、ほかのボタン(例えばボタン2、ボタン3など)にもお好みのキーボード信号を割り当ててみてください。

上記の例を参考に、ゲームパッドの好みのボタンに音声の再生・停止、巻き戻し、早送りの設定を行います。設定は、ご自分が使っているテープ起こしソフトのホットキー設定と、ゲームパッドのボタン設定が同じになるようにしてください。

ちなみに、私が使用している書き起こしソフトは、おこ助Pro3です。おこ助Pro3で使用しているホットキーと、ゲームパッドからのキーボード信号が同じになるように設定しました。例として、私が使用している設定を画像で示しておきます。
JOY to key設定キャプチャ

ゲームパッド設置例
ユーザーの体の機能に合わせて、設置場所を決める必要があります。私の場合は、キーボードのスペースキーの下あたりに、ゲームパッドを逆さまにして、十字ボタンが右側に来るように設置しております。
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ゲームパッドを使用した結果
ここまで、ゲームパッドのボタンを設定することについて解説してきました。ここからは、ゲームパッドとJOY to key、音声認識ソフトAmivoiceSP2を使用して、テープ起こしを行ってみた結果をお伝えします。

作業時間が10%短縮された
ゲームパッドと音声認識ソフトを使用したところ、キーボードだけで音声コントロールと文字入力を行う場合よりも、作業時間が短くなりました。

例えば、60分音声をテープ起こしすることを取り上げます。キーボードだけで音声コントロールと文字入力を行う場合だと、作業時間に4時間かかっていました。ところがゲームパッドを利用して音声コントロールを行うことと、文字入力を音声認識ソフトで行うことにより、作業時間が3時間40分に短縮されたのです。

手入力だけの場合より、20分も作業時間が短くなりました。

肩こりや腕の痛みが減った
ゲームパッドや音声認識ソフトを利用することにより、手を動かすことが減ります。そのため、肩こりや腕の痛みが減りました。

手入力だけで音声コントロールと文字入力をしていたときは、翌日に肩や腕が痛くて重いものを持ち上げることがとてもつらかったです。しかし、そのような症状に悩まされることもなくなり、家事もしやすくなりました。

冬は、湯たんぽに足を乗せておける
冬になると、足先が冷えます。足先が冷えることで、フットペダルを踏むことはつらく感じます。

しかし、音声コントロールをゲームパッドで操作する方法に変更したことにより、袋に入れた湯たんぽの上に足を乗せて、足先を温めることができるようになりました。

湯たんぽで足先を温めると、暖房を弱くしても体が冷えることはありません。また、湯たんぽは暖房器具と違って、体から水分を奪うことはありません。つまり、湯たんぽを使っても粘膜の乾燥を防げるのです。このことにより、感染症の予防にもなりました。

以前は風邪をとてもひきやすかったのですが、今では冬に風邪をひくことはなくなり、とても助かっております。

まとめ
ここまで、ゲームパッドを利用した際の効果について解説してきました。

ゲームパッドは遊び道具と思われてしまいがちですが、使い方次第でフットペダルの代わりや便利な入力デバイスとして使うことができます。上記の設定以外にもほかにもマウスの右クリックを設定したり、半角/全角キーなどを設定してゲームパッドを利用することで入力作業時間の短縮をすることができたり、肩こりや腕の痛みなどの症状から解放されたりすることができます。

もしお手持ちのゲームパッドがあったら、試しにテープ起こしに使用してみてください。さまざまなメリットが感じられることと思います。

今回は、フットペダルの代わりにゲームパッドを利用することについて、話を進めてきました。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。このつたないブログが、あなたの何かの参考になれば幸いです。

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