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Express scribeのしおり機能を使って、逐次通訳の書き起こしを効率的に進めよう

通訳の画像

こんにちは。カナ文字工房の関 香奈枝です。
今回はExpress scribeのしおり機能を使って、逐次通訳の書き起こしを効率的に進めようというテーマでお話を進めていきます。

逐次通訳とは、外国語で話す人が区切りの良いところまで話し、その内容を通訳の人が日本語に訳して話すのを交互に行うことをいいます。外国人へのインタビューや外国人が参加する講演会やシンポジウムなどで多く行われています。

書き起こしの依頼では、外国語の部分は除き、日本語の部分だけを書き起こししてくださいという案件が時々あります。英語と日本語が交互に流れてくる音声を聞くよりも、日本語だけをまとめて文章化していたほうがずっと編集しやすいという理由から、よく行われる方法です。

音声の長さは、日本語と英語合わせると日本語のみの場合より2倍以上長くなってしまいます。私は4時間ものの音声を日本語の部分だけを書き起こしたことがありますが、納期が短かったので、大変焦って作業したのを覚えています。

短い音声ならば、外国語と日本語が交互に話されていても気になりません。しかし、音声が長ければ長いほど、作業時間に無駄が出てしまいます。できることなら、外国語の音声の部分は省いて作業をしたいものです。

先に音声編集をして外国語部分を削除するという方法もあります。しかしこの方法ですと外国語の部分が省かれているせいで、タイムスタンプを正確に入力することができません。再度マスター音声からタイムコードを割り出さなければなりません。これでは、二度手間になってしまいます。実際、私は音声編集をしようとして、かえって作業時間が長くなってしまった経験もあります。ですので、音声の編集はしないほうが無難かなと、個人的に思います。

音声編集をする以外で日本語部分のみを効率良く聞くことができるかどうか、いくつかの書き起こしソフトで実験してみました。するとExpress scribeのしおり機能が使いやすいことが分かりました。
しおり機能とは、任意のタイムコードを頭出しできる機能のことです。ちょうど本の読み途中でしおりを挟んで、続きが読めるようにしておくのと同じようなイメージです。

Express scribeでは、Ctrlキーと矢印の左右キーのどちらかを同時に押すと、しおりを設定したタイムコード部分を頭出しできるよう設定されています。しおり機能の使い方を工夫すれば、逐次通訳音声の日本語部分だけを聞けるようになり、大変助かりました。しおり機能を使うことによって作業効率が良くなったので、ほかの方にもお役に立てばと思いまして、実際の操作手順をご紹介させていただきます。

1 Ctrlキー+Jキーを入力し、日本語の部分のしゃべりだしにタイムコードを指定します。
仕様書で指示があった場合を除き、日本語の終了部分や外国語部分のしゃべりだしに対してしおり機能を使う必要はないです。
エクスプレススクライブ、しおり機能1

2 、指定したタイムコードの箇所にしおりを設定しておきます。
エクスプレススクライブ、しおり機能2

3 音声終了まで、ひたすらテープ起こし作業と日本語部分のしゃべりだしにしおり機能を設定をし続けます。
しおり機能を設定することで、日本語部分の頭出しが楽にできるようになります。
エクスプレススクライブ、しおり機能3

4 音声終了までテープ起こしとしおり機能の設定を終えたら、日本語部分だけの頭出しをしながら音合わせをします。

5 Ctrlキー+→キーかCtrlキー+←キーを押すことで、しおり機能を設定した箇所が頭出しされます。

6 4と5を繰り返して、音合わせを行います。

この方法で実際に作業してみたところ、外国語の部分を含めて全ての音声を聞くよりも、3分の2程度の時間で作業を終えることができました。しおり機能を使って既に日本語部分だけを頭出しできるように設定してあることで、音合わせ(音声を聞きながら入力結果と照合すること)の際に外国語部分は聞く必要がなくなるため、作業を効率的に進めることができました。

それでも、日本語のみの音声について作業をするよりは時間がかかりました。恐らく、しおり機能の設定に時間を取られたものと思われます。しおり機能をもっと手早く使いこなせるようになれば、もう少し作業時間を短くすることができると思います。

上記の方法は、日本人だけで話している場合でも使うことができます。例えばインタビューのテープ起こし案件では、複数話者のうち特定の話者の言葉だけを書き起こしするという案件があります。その場合、指定された人物のしゃべりだしに毎回しおり機能を設定しておくことによって、ある人の発言の頭出しを手早く行えるようになります。そして、音合わせの際の作業も楽に行うことができます。

個人的な意見ですが、音合わせの作業が楽になると原稿の精度が上がるように思います。必要な作業のみに集中させられるからでしょうか。私の場合、原稿の精度を上げることができたので依頼主から信頼されるようになり、その結果、仕事を得やすくなりました。多くの仕事をいただけて、依頼主の皆さまには大変感謝しております。ともかく仕事を通じて依頼主に信頼いただけるように自分がなることが、一番大切なのだなとも感じました。

この仕事を続けていて分かったことは、テープ起こしを職業とするには原稿の精度を上げ、依頼主に信頼されることが第一だということです。体調を維持しながら仕事を続けていくためにも、報酬を少しずつ上げていくためにも、作業時間を減らしつつ効率良く作業する工夫を行うことが大切だと思いました。

ソフトにある便利な機能を使いこなして手早く作業をすることで、作業1時間当たりに対しての報酬額(以下、時間単価)が上がってきます。もし作業時間を短くする工夫を行わないと、疲労がたまって原稿の精度は下がります。またテープ起こしの仕事はほとんどが単価が決まっていますので、作業時間が長くかかると作業報酬が低くなってしまいます。より高く報酬を得たいのであれば、手早く作業する工夫を続けることが大事だと私は感じています。

時間単価を上げるためにも、お手持ちのソフトに備わった機能をよく調べ、ご自分なりの工夫をしてみると良いと個人的に思います。

今回は逐次通訳の場合のテープ起こしを効率的に進める方法について、話を進めました。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。この記事が、あなたの何かに参考になれば幸いです。

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AmivoiceSp2、ユーザーのインポート

こんにちは。カナ文字工房の関香奈枝です。
今回は、前回に引き続いて「AmivoiceSp2、ユーザーのインポート」というテーマで話を進めていきます。

前回の記事では、ユーザーの保存方法についてお話をしました。今回の記事では、新しく買ったパソコンや、ハードディスクを入れ替えたパソコンに対し、AmivoiceSp2のユーザーデータをインポートする手順を写真入りでまとめました。

何かのお役に立てたら幸いです。

(1)AmivoiceSp2を起動します。
インポート1ー1

(2)ユーザーをログアウトします。ユーザー選択ツールのアイコンをクリックしましょう。
インポート1ー3

(3)ログアウトをクリックします。
インポート2

(4)ログアウトされます。処理が終わるまで、数十秒お待ちください。
インポート3

(5)Amivoiceツールバーの上で、右クリックをします。
インポート4

(6)ユーザーのインポートをクリックします。
インポート6

(7)ユーザーのインポートツールが起動します。処理が終わるまで数十秒お待ちください。
インポート7

(8)ユーザーフォルダから追加をクリックします。
インポート8

(9)AmivoiceSp2のユーザーデータが保存されている箇所を選択して、開くをクリックします。
インポート9

(10)インポートしたいユーザーを選択し、開くをクリックします。
インポート10

(11)チェックボックスにチェックを入れ、インポートをクリックします。
インポート12

(12)「以下のインポート先ユーザーは、すでに存在します。インポートすると情報が上書きされますが、よろしいですか?」と表示されるので、インポートするユーザーを確認して、はいをクリックします。
インポート13

(13)「インポートが完了しました」とメッセージが表示されたら、OKをクリックします。
インポート14

(14)無事にインポートが完了しました。
インポート1ー1

インポートをする手順が少し多いように感じるあなたも、安心してください。バックアップとインポートの手間を惜しんでデータがごっそりなくなることを考えたら、割合簡単に操作可能です。

個人的には、せっかく育てた音声認識ソフトのユーザーをいつまでも使いやすくするため、インポート、エクスポートをしておきたいと思います。

今回も、最後までお読みいただきましてありがとうございました。この記事が、あなたの何かに役立てば幸いです。

関連する記事:AmivoiceSp2のユーザー保存

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AmivoiceSP2のユーザー保存

こんにちは、カナ文字工房の関香奈枝です。今回は、AmivoiceSP2のユーザー保存というテーマで話を進めていきます。

以前、仕事用メインパソコンが壊れてしまい、サブパソコンで作業を行いました。その際、以前から音声認識ソフトAmivoiceSP2のユーザー保存を定期的に行っていたため、特に困ることなく作業を続行することができました。急ぎの案件だったので、とても助かりました。

もしユーザーの保存を行っていなかったら、作業に支障を来していたでしょう。メインパソコンがトラブルに見舞われても、納期にも普通に間に合わせるためにはユーザーの保存は大切なのだなと実感した体験でした。

ほかにもユーザーの保存方法を知りたい方がいらっしゃるかどうかは分かりませんが、もしほかの方の参考になればと思いまして、この記事をしたためました。お役に立てれば幸いです。

では、早速手順をご紹介しましょう。

(1)Amivoiceバー(以下、ツールバーとします)を表示させた状態にします。そして、ツールバー上で右クリックします。
エクスポート1


(2)ショートカットメニューが表示されます。今回は、ユーザーのエクスポートを選択します。
エクスポート3


(3)エクスポートツールが起動します。数十秒時間がかかります。
エクスポート4


(4)ユーザーのエクスポートウインドーが開きます。
ここでは、保存したいユーザーを選択することができます。
保存したいユーザーのチェックボックスを右クリックし、チェックを入れます。

ユーザーのエクスポート5


(5)ユーザーのエクスポートウインドー右下にある「参照」ボタンをクリックします。
ユーザーのエクスポート6


(6)任意の場所を設定します。ご自分の保存したい場所を選択しましょう。
写真では、例としてデスクトップを選択しています。

ユーザーのエクスポート7


(7)保存したいフォルダをクリックし、画面右下「開く」をクリックします。
ユーザーのエクスポート8


(8)ユーザーのエクスポート先フォルダが設定されました。
ウインドー右下、「エクスポート」ボタンをクリックします。

ユーザーのエクスポート9


(10)「エクスポートが完了しました」と表示されるので、OKボタンをクリックします。
ユーザーのエクスポート10

保存作業を毎回作業終了時だけでも行っておけば、例えば仕事用パソコンが壊れてほかのパソコンで一時的に作業しなければならない場合にも役立ちます。

今回は、AmivoiceSP2のユーザー保存というテーマでお話を進めました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。この記事が、あなたの何かに役立てば幸いです。

関連する記事:AmivoiceSP2、ユーザーのインポート


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苦手な声の音声に取り組むときの対処法

kinchou_man.jpg

こんにちは。カナ文字工房の関香奈枝です。

今回は、「苦手な声の音声に取り組むときの対処法」について、話を進めていきます。

苦手な声の音声に取り組むとき、作業しにくく感じてしまうことがあります。私の場合、苦手な声の音声に取り組んでいると過去にあった嫌なことを思い出してしまい、気分が悪くなってしまうのです。特に音声内容がけんかしている場面だったり、誰かが叱られているものだったりすると、とても気分が滅入ってしまうこともあります。それはどうしてなのでしょうか?

また、気分を楽に保ちながら作業をするためにはどのようにすれば良いのでしょうか?

今回は音声による刺激で気分が落ち込む理由と、その対処法について解説していきます。

そもそも、苦手な声を聞くと気分が落ち込むのはなぜか?
人間の脳には、扁桃体(へんとうたい)という部分があります。これは、好き・嫌いといった感情をつかさどる部分です。私たちの情動は、扁桃体の働きが大いに関係します。

扁桃体は、怖い表情や悲しい表情、怒った表情で刺激され、嫌悪感情を引き起こします。ほかにはピリピリ・トゲトゲする周波数の高い声や、強い調子の声なども扁桃体が興奮させ、嫌な感情がわく原因となります。話している内容は関係なく、声の状態で感情をつかさどる扁桃体が刺激されて、音声を聞いている人は悪い感情になってしまうのです。

いったん気分が落ち込んで作業がしにくくなると、その後の作業やほかの案件にも影響してしまいます。作業を少しでも楽にできるよう工夫することは、自分の心や体を守るためには大切です。

どうしたら扁桃体の興奮を鎮め、気分を楽にできるのか?
ここまで、顔の表情や音声によって人間の感情をつかさどる脳の扁桃体が興奮し、悪い感情が引き起こされることを説明しました。ここからは、どのようにすれば扁桃体の興奮を鎮め、少しでも気分が楽に作業をすることができるかを説明していきます。

(1)笑顔か穏やか顔の写真やイラストを時々見ながら作業をする
もし、自分が苦手な声の話者だった場合、またピリピリ・トゲトゲした声の調子の場合、作業がつらく感じてしまうことがあります。扁桃体が興奮して、嫌な感情を作り出すからです。

嫌な感情にとらわれてしまったときは、笑顔か穏やか顔の写真を画面に表示してみましょう。そうすると、気分を落ち着けながら作業をすることができます。

なぜ笑顔や穏やか顔の写真を見ると気分を落ち着けることができるのでしょうか?その理由は、扁桃体が持っている顔反応性細胞の働きと関係があります。

顔反応性細胞は、嫌な表情を見るとイライラ・不安といったネガティブな感情を作り出すよう扁桃体に働きかけますまた、笑顔や穏やか顔を見ていると安心・穏やかな気分などのポジティブな感情を作り出すよう働きかけます。

笑顔や穏やか顔の写真を見ていると、顔反応性細胞は扁桃体にポジティブな感情を作りだすよう働きかけます。そして、扁桃体の興奮が静まります。その結果、嫌な感情を楽にすることができるのです。

テープ起こしをするのに、感情の上がり下がりは原稿の仕上がりにとても影響します。ですから、ぜひ笑顔や穏やか顔の顔写真やイラストを時々見ながら作業をして、体や心への負担を軽くしてみるのを個人的にはおすすめします。

どこから顔写真やイラストを手に入れるのか?
用意する顔写真やイラストはネット検索で入手してもいいし、書籍の写真や、お手持ちの写真でも構いません。見ていてご自分の気分が落ち着く写真や、イラストを探してみましょう。

また、話者とは全くの別人でもかまいません。顔写真はあなたの好きな芸能人でも、歴史上の人物でもいいです。イラストであればご自分で描いてもいいし、好きなマンガのキャラクターでもOKです。


※顔写真やイラストの表示方法
顔写真やイラストは、PCモニターの片隅に表示させておきましょう。また、スマートフォン端末へなどで表示させたり、写真をプリンターで印刷したりしてPCモニターのそばに置いておくのも一つの方法です。

PCモニターを複数お持ちであれば、テープ起こし作業している画面とは別の画面に写真を表示するのも良いです。

笑顔や穏やか顔の顔写真やイラストがあることで感情を楽にするのと同時に、「話しているのは、この写真の人だ」と自分に言い聞かせることもできます。そして、自分の苦手な人との嫌な出来事を思い起こして気分がつらくなることがなくなります。


(2)音程を変える
先ほど紹介した顔写真を見る方法とは別に、音声の音程を変えるのも良い方法だと思います。先ほどご説明しましたように、脳の扁桃体は声の調子によって興奮し、嫌な感情を発生させることがあります。その声の音程を変えることで、嫌な感情を引き起こす刺激を少しでも弱くするのです。

多くの書き起こし専用ソフトには、声の音程を変えるボタンがあります。ソフトを操作して音程を変えることで苦手な声とは違った刺激になるため、作業がしやすくなります。音声の音程を変えるのと同時に写真を見ながら作業するのも良いでしょう。

ただし、音程を極端に変えてしまうと男女の区別がつきにくくなるので、その点だけは気を付けましょう。もとの音声と、音程を変えたときの音声の違いをあらかじめ確認しておくことによって、男女の区別をはっきりとさせておくと良いです。

以前、私は苦手な声の音声に取り組むことがありました。しかも音声内容は、けんかです。作業中、どうしても自分が話者に罵倒されているように思い、非常に気分が落ち込みました。

このときは、顔写真を見る方法を知らなかったので、とにかく辛抱して作業しました。作業を一生懸命しているにも関わらず、作業が終わるまでとても時間が長く感じたものです。その後、作業は無事に終わったものの、とても疲れてしまったことを覚えています。

この体験から、私は苦手な声の音声に取り組む際に少しでも作業が楽にできる方法を考えなければならないと思いました。そして、私はある心理療法家のブログから上記の方法を思いつきました。

顔写真を見たり、音程を変えたりする方法が分かってからは、以前よりも楽な気分で作業を終えることができるようになりました。その後、別の案件に取り組む際にも問題なく作業ができるようになりました。作業にかかる時間に差はありませんでしたが、良かったと思います。

もし、音声の刺激で悪い感情になりやすい方は、顔写真をPCモニター近くに置く、音程を変えるという工夫をしてみても良いかもしれません。

本来、上記に挙げたことをやらなくても作業できるようにしたいものです。しかし、私はまだまだ人生修行が足りないようです。これからも、精進していきたいと思います。

今回も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
この記事が、あなたの何かに役立てば幸いです。

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バックアップがいかに重要か

ハードディスク

こんにちは。カナ文字工房の関 香奈枝です。
今回は、バックアップがいかに重要かということについて、お話を進めていきます。

原稿、音声素材は、複数箇所に保存しよう
あなたは、テープ起こし原稿をどのぐらいの頻度で上書き保存されているでしょうか。また、上書き保存する場合、どこに保存しているでしょうか。それと、保存されている箇所は、いくつでしょうか。

ファイルを1カ所だけに保存するのは、大変危険です。例えば、保存先ファイルが使えなくなった場合、最初から作業がやり直しになってしまい、費やした時間も、労力も、無駄なものとなってしまうのです。特に、作業終了間近なのにファイルが呼び出せなくなってしまうと、納期遅れの原因となってしまいます。このようなことは、保存する場所を複数に分けておけば防げるのです。万が一に備え、書き起こしファイルは必ず複数の場所に保存するようにしましょう。

<バックアップを取ることは、回り回って健康維持にもつながる>
バックアップのためにちょっと手間をかけるだけで、その後の無駄な労力と時間を節約できます。また安心にもつながり、ひいては健康状態に大きく影響します。

私は、もうすぐ作業終了という時にファイルを消してしまったことがありました。納期間近だったので、睡眠時間を削って作業をしなければなりません。作業は無事に終わったものの、とても疲れてしまいました。そして、ほかの仕事をするのにも、とてもつらい思いをしながら進めなければなりませんでした。

もしファイルを複数箇所に保存していれば、睡眠時間を確保でき、体調を良くしておくことができたでしょう。健康状態を保つためにも、ファイルのバックアップをすることはとても大事だなと実感した体験でした。自宅で働くにしても、一定程度の健康状態は必要です。体調を良くしておくための手間は惜しまないほうがいいと、個人的に思います。この記事をお読みのあなたにはしっかりとバックアップを取って、きちんと眠る時間を確保されることを願っております。

<複数の保存先って、具体的にどことどこなの?>
さて、ここまでデータのバックアップがとても重要であるとお話を進めてきました。ここでは、保存先をどうしたら良いかということについて記します。

保存先を複数にする場合、次のような例が考えられます。人それぞれだと思いますので、ご自分に合った場所を探してみてください。
・デスクトップと外付けハードディスク
・マイドキュメントとクラウド上のファイルストレージ
・デスクトップとレンタルサーバー内

私の場合は、デスクトップにフォルダを作成し、音声と書き起こし原稿が一緒に保存できるようにしております。そして、そのデータを外付けハードディスクに保存しています。書き起こし作業を行う際は、デスクトップにあるデータを使用しています。
なぜデスクトップに音声や書き起こし原稿を保存しておくかというと、USBメモリーやクラウド上のファイルストレージにあるファイルを使うよりも書き起こしソフトの反応が素早くなるからです。

あなたのパソコン環境によって、書き起こしソフトの反応は変わると思います。なので、ご自分の環境ではどのような保存状態が良いかを探ってみると良いでしょう。



パソコン自体のバックアップを取ろう
ここまで、テープ起こし原稿のバックアップについてお知らせしました。ここでは、パソコン自体のバックアップがいかに大切かということについて話を進めます。

<パソコン自体のデータはどこに保存されている?>
パソコンのソフトやデータは、パソコン内のドライブCに保存されています。パソコン自体のバックアップを取るには、どうしたら良いのでしょうか?

実は、パソコン内のドライブCに保存されているデータは、全て外付けハードディスクに保存しておくことができます。Windowsの設定をちょっと変えるだけで、自動で外付けハードディスクにデータがバックアップされるようになります。いちいち手動でパソコンを操作する必要もないので、とても便利です。面倒がらずに、パソコンの設定してみると良いでしょう。今後の仕事に大いに役立つこと請け合いです。

詳しくは、PC をバックアップおよび復元する(Microsoftのページ)を参照してください。

<バックアップデータは、ハードディスク交換時にも役立つ>
もしパソコンが故障した場合、ハードディスクを交換しなければならないことがあります。ハードディスク自体は、修理工場で簡単に交換することができます。しかし、交換後のハードディスクには今までのデータは何も入っていません。パソコンのハードディスクのバックアップを取っておかないと、大事なデータが全てなくなってしまいます。

パソコンのハードディスクは、急に壊れることが多いもの。ハードディスクを交換しても再び以前と同じ状態でパソコンが使えるように備えておくのは大事だと、私は体験を通して感じています。

以前、私のパソコンはハードディスクが壊れ、パソコンが動かなくなってしまったことがありました。メインパソコンが壊れた際、サブパソコンがあったので取りあえず仕事は終えることができました。本当に助かりました。

しかし、サブパソコンもいつ壊れるか分かりません。在宅で仕事を進めていくには、リスク回避のために複数のパソコンを持っていることがとても大事なことです。そこで、私はメインパソコンを修理に出すことにしました。私は、以前からハードディスク交換に備えてパソコン自体のバックアップを取っておいていましたので、安心してハードディスク交換を依頼することができました。

待つこと数週間、ハードディスクを交換したパソコンが修理工場から自宅に戻ってきました。そして、修理済みパソコンに自分が利用するソフトウエアを再度インストールし、バックアップデータを入れました。すると、以前のパソコンの状態を再現することができたのです。もしパソコンのバックアップがなかったら、さまざまなデータは全て消去され、困った状況になっていたでしょう。この時ほど、パソコン自体のバックアップを取っておいて本当に良かったと思ったことはありません。

こういった体験から、私はパソコン自体のバックアップを取っておくのは非常に重要だと個人的に思っています。これからも、パソコン自体のバックアップは続けていこうと思います。



音声認識ソフトのユーザーデータを保存しよう
ここまで、パソコン自体のバックアップの重要性について話を進めてきました。ここからは、音声認識ソフトのバックアップについてお話しします。

<ユーザーのデータは、どこに保存できるの?>
音声認識ソフトには、ユーザーの音声認識データをパソコン以外の任意の場所に保存することができます。例えば、外付けハードディスクにユーザーのデータを保存しておけば、今お使いのパソコンが壊れてしまったり、ほかのパソコンに買い換えたりする際にも安心です。あらかじめ保存しておいた音声認識データを利用して、問題なく今までと同じように音声認識ソフトを使うことができます。

<どうやって、ユーザーデータのバックアップを取るの?>
ユーザーのデータを保存することは、比較的簡単な操作手順でできます。ですので、いざという時のためにユーザーのデータを外付けハードディスクなどに保存しておくと良いと思います。ソフトによって保存の仕方が違います。ここでは具体的な手順については説明しませんが、ソフトの取扱説明書を参考に、設定してみてください。

私が使っているAmivoiceSP2での手順説明は、後日また別記事でお伝えしようと考えております。
どうぞ、お楽しみに!

<パソコン1台だけにデータ保存するのは危険>
音声認識ソフトの仕様によっては、パソコン1台のみにしかインストールできない場合があります。しかし、パソコン1台だけにユーザーのデータを保存しておくのは危険です。普段使っているパソコンが何らかの状態で使えなくなったり、あるいは間違って自分でユーザーのデータを消したりしてしまった場合、音声認識ソフトを鍛え直さなければならなくなってしまうからです。

ソフトを鍛えるのが2度目以降であれば、初めてソフトを使った場合よりは早く認識率が上がるようになると思います。しかし、一から音声認識ソフトを鍛え直す手間がかかることは変わりありません。

私は、AmiVoiceSP2という音声認識ソフトを使っています。私が初めてこのソフトを鍛えた時には、使いやすい状態になるまでに半年以上かかりました。このことから、2度目以降に音声認識ソフトを鍛え直す場合でも数カ月の時間が必要なことは簡単に想像できます。

せっかく手間暇かけて鍛え上げた、音声認識ソフト。どんな状況になっても、今までの状態を維持して使えるようにしておきたいものです。

まとめ
原稿や音声素材のデータ、パソコンのドライブCや音声認識ソフトのユーザーのデータは、在宅でテープ起こしを仕事とするうえでとても大事なものです。今まで積み上げてきたデータをこの先も使い続けられるよう、バックアップは必ず取っておきましょう。

外付けハードディスクは、家電量販店などで手に入ります。最低一つは持っているといいかもしれません。
500Gから1TBまでデータの容量は様々ですが、大容量を保存できるものを選ぶことを個人的にはお勧めします。

I-O DATA HDD ポータブルハードディスク 1TB USB3.0バスパワー対応 日本製 EC-PHU3W1

今回はバックアップの重要性ということについて、お話を進めてきました。最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。この記事が、あなたの何かに役に立てば幸いです。

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